2009年9月11日金曜日

下段(送風機構部)の作製 その1


このポジティーフ・オルガンは上段下段で分かれるようになっています。
上段は楽器としての機構を持っています。下段は送風のための機構を持っており足踏みオルガンと同じく2つのペダルもつきます。

上段の方はぼちぼち仕上げ段階に入っているのでそれも進めながら、下段の方にも取りかかります。

このオルガンは2種類のふいごを持っています。一つは外から空気を取り込んで次のふいごに送るためのふいご、もう一つは取り込んだ空気を一定の圧力でウィンドチェストに送り込むためのふいごです。

「ポジティーフ・オルガンを作ろう」の連載では空気を取り込むのに空気をためる箱を経由するようになっていますがなんとなくそうしない方がいいような気がして経路が交差しない仕様に変更しています。
写真に写っているのはこの二つのふいごを連携させる機能を持つ箱(空気溜め?呼び名は知らない)です。あと上と両側も完全に塞ぎます。底に開いている穴はふいごの破裂を防止するための「息抜き」、安全弁用です。
送風機構部は合板で作っていますが完成した状態では隠れている予定です。

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