2009年12月17日木曜日

空気漏れと鍵盤重さの改善


カンツェレの溝を修正しました。

パレットの取り付けをする前にカンツェレの溝がの端が一部膨らんでいる部分を見つけ、先に修正することにしました。自分で作ったので知らなかった訳ではないのですが、この度改めて「これはいかん」と気がつきました。ふたの役割をするパレットの幅は狭いのでカンツェレの幅が少しでも膨らんでいるとそこから空気が漏れる可能性が高まるからです。
丸棒を削いで膨らんだ穴に瞬間接着剤で貼り付け上に飛び出した部分を平らにしました。

パレットを押さえつけるバネは力を加えない状態で開き幅80mmに狭め取り付けました。

パレットを取り付けてから空位漏れをチェックしましたが、バネの力が弱まったにもかかわらず改善されていました。音が出るまでには至ってないが4箇所ほどは空気漏れの程度が多かったのでもっとも密閉性の高いパレットと交換し、これも改善されました。

鍵盤を押す力はナチュラルキーの端で100g程度になったと思います。弾いた感じもだいぶん楽になりました。

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