2011年12月31日土曜日

食卓用ベンチの製作 その2


年末は食卓用ベンチの製作をしています。

今日は側板というか板状の脚と天板というか座面のさね継ぎ加工をしました。片方のさねが緩すぎたので薄板を貼り付けてからさらに厚みを調整したりして意外と手間取っています。
今年中に出来るかと思っていましたが出来ませんでした。

ウォールナットを取り扱って気が付いたこと。
・加工していると手に黒い色が付いて後で手を石けんで洗っても取れません。
・木の匂いはあまり好みではありません。埃っぽい感じの匂いです。(タモとかナラはおいしいものみたいな感じで結構好きです。)

つづく...「食卓用ベンチの製作 その3

2011年12月29日木曜日

トリマーのストレートガイドと集塵


トリマーのストレートガイドに木製定規と集塵アダプターを取り付けました。

トリマーはマキタ/3701を使っています。これも木工初めの初期に買ったものです。ルーターを買ってからは全然使っていませんでしたが、ベンチに溝を掘るのにルーター用のガイド(オプション品)を持っていないのでトリマーを使うことにしました。

ガイドは仕事場の職人さんが木製のガイドを同じトリマーに取り付けているのをまねしてみました。トリマーに付属の金属製のストレートガイドに孔をあけて4Mのタップを切り、ネジ止めしています。ガイドが長くなったので安定性が増しました。

集塵機はルーターを買う前にテーブルに取り付けていた自作の集塵アダプターを単体で取り付けられるように少々改造して取り付けました。

2011年12月25日日曜日

木の匙に摺り漆


木の匙に摺り漆を施しました。ラー油の中につっこんでおくのに木地のままはないですし食器なので行き着くところは漆しかありません。

漆は全体に塗らねばならないので先と持ち手の部分に分けてそれぞれ2回ずつ。大学の時イスに摺り漆をするために買った500gのチューブ入りの下地用漆ですが、冷蔵庫で保管しているため20年以上経ってもまだ使えます。「冷蔵庫に入れておきなさい」とは漆の先生が教えてくれました。

漆は湿度の高い所でないと固まらないので密閉した容器に湿った布などを内張または敷いた中に入れて乾燥(この場合乾燥というのには語弊がありますが)させます。本格的なものは室(むろ)とか風呂(ふろ)とか言って木の押し入れみたいな感じです。

2011年12月24日土曜日

クリスマスツリー的なもの


クリスマスツリーをイメージした置物です。雪山の様にも見えます。

クリスマスイブになりました。ベースになる白い部分は出来ていたのですが装飾はやっと今施しました。ラインストーンはアコーデオンの装飾を施したのの残りです。ベースの白い部分はティーテーブル天板の作成の端材で作ったドリル台2号脚部のさらに端材で作りました。白のアクリル絵の具で塗っています。刷毛目が残っているのはわざとです。

2011年12月23日金曜日

食卓用ベンチの製作 その1


オルガンベンチより先に妹からの頼まれもので食卓用のベンチを作っています。食卓がやや濃い色なのでベンチも濃いめの色がいいとのことで今回は初めてウォールナットを使ってみました。

ちょっとカンナで削ってみたらナラより削りやすかったです。色は赤紫がかっていココアみたいです。写真はパネル状の足を接ぎ合わせるのにビスケット#10を仮にはめこんだところです。ヴァーモントアメリカンのものが残り少なくなってきたので今回はマキタのものを買いました。マキタの方がやや厚くはめ込んだときにしっかりした感じです。左から3番目と5番目がヴァーモントアメリカン社製、残りがマキタ製です。どちらもブナと記載されていますがヴァーモントアメリカンのものはブナ特有の斑点模様が無く違う樹種っぽいです。

つづく...「食卓用ベンチの製作 その2

2011年12月19日月曜日

ドリル台2号


前にドリル台を作ったのですが、結構邪魔になるのと刃先が台から飛び出していて危険だったので小型の物を作りました。

ティーテーブル天板の作成で使った材料の残った部分を脚部に使いました。下の丸い物は百円均一のキャスター付き植木鉢台です。室内に置いていた植木が1つ枯れてしまったので再利用です。直径が天板より小さいので不安定であれは変更します。(写真では遠近感があるのでより小さく見えます。)

コードがもっとすっきりすればいいんですけど。

追記  130413
ベース部分を変更しました。「ドリル台2号(改)

2011年12月18日日曜日

サイドテーブル天板 完成


サイドテーブルの天板が完成しました。

使っていないフロアタムをテーブルにしようと目論んでいましたが、ようやく実現しました。テーブルの高さが変えられるので便利でしょう。
オイル仕上げの後、フロアタムに載せてもずれないようにリムの内側に収まる径の9mmの合板を裏にビス止めしてあります。

出来てみると天板と下の部分のバランスが悪かったです。

2011年12月12日月曜日

サイドテーブル天板の作成


サイドテーブルの天板を作ります。天板だけです。

まずはタモの集成材30tを円形に加工しました。大まかにバンドソーで円形に切り抜いた後ルーターテーブルできれいな円に成形しました。裏には円の中心にビス穴があいています。ルーターテーブルでの加工は材料が回転してしまい、少し手をすりむきました。結構危険だったので次回からは別の方法を考えた方がいいと思いました。逆目の所が欠けたりしてさらに削ったので予定の500φより20mmほど小さくなりました。

学生の時シオジで作品を作ったことがありますが、タモもシオジも切った木の臭いは同じですね。

2011年12月11日日曜日

木の匙


木の匙(さじ)を作りました。

瓶詰めのラー油用です。ラー油といってもキムチの元(唐辛子、麹ほかいろいろ混ぜたものを発酵させた固まり)をごま油で緩めたものです。瓶に入れて蓋を閉められる丁度良い大きさのスプーンがなかったので。材料は白木です。ベルトサンダーの丸い部分で削ってからサンドペーパーで形を整えました。物をすくう部分は二次曲面です。

2011年12月10日土曜日

ルンバと床磨き


掃除ロボットのルンバをこの夏に買って使っています。
床に置いている物が多いとそのあたりは掃除をしてくれないのでイスなどは別の部屋に移動したり毎回ゴミを捨てるなど面倒くさい面もありますが、総合的には掃除が大分楽になりました。

週に1回程度の割合で居間に使っていますが床に光沢が出てきた様に感じています。それまでが掃除をしなさ過ぎだったのもありますが、気が付くと床に家具が写り込むようになっていました。床は檜の無垢板にオイル仕上げ(仕上げは自分でしました)です。恐らくルンバの回転するブラシが床磨きの役割をしているのだと思います。

今日は初めてこの冬の灯油を買いましたが18リットルで1550円でした。昨年より大分高いですね。今年はストーブがよく売れているそうですが、買った人は「しまった!」と思っているのでは。

2011年12月5日月曜日

オルガンとスタンドと足鍵盤


オルガンとスタンドと足鍵盤をセットしてみました。

今までは仮設で居間の真ん中に置いていましたが、そこはストーブを置く場所なので食卓の後ろの壁にセットすることにしました。ただ、ここもいい位置とは言えないので大胆な部屋全体のレイアウトが必要かもわかりません。

手鍵盤とスタンドの両側の空間を塞ぐのはベンチを作ってからにします。

2011年12月4日日曜日

足鍵盤とスタンドの裏にフェルト貼り


足鍵盤とスタンドの裏にフェルト貼りました。

ポジティーフオルガンでは百円均一のフェルトを貼りましたが(調律と整音のための準備参照)今は品切れのようで、ホームセンターでA4サイズ程度のものを購入し、幅20mmに切り貼り付けました。黒っぽい帯状のものがそれです。

2011年11月28日月曜日

オルガンスタンドの組み立て


オイルフィニッシュが乾いたので組み立てました。

ボルトでの組み立てなので非常に楽です。色もいい感じに上がりました。古い机みたいですね。

2011年11月27日日曜日

オルガンスタンド 仕上げ


着色の後素地仕上げをしてからオイルフィニッシュで仕上げをしています。

一番奥にあるのが突き板貼りをしたものです。(突き板を貼ってみた参照)

2011年11月24日木曜日

オルガンの配線


表はきれいになっていますが(足鍵盤付きオルガン-仮設)裏側はこんなに配線だらけです。
オルガンスタンドが出来たらこれらの配線はきれいにスタンドの内側に収まる予定。

2011年11月23日水曜日

バンドソーのリップフェンスホルダー


オルガンスタンドは形が出来たのでいつもの様にアンモニアによる着色をしています。今回は表面積2m2程でアンモニア水を100ml使いました。いい感じに色が付いているようです。

この後時間が出来たのでバンドソーのリップフェンスホルダーを作ることにしました。形がどの方向に置いても置きにくく、ずっと邪魔になるなーと思っていました。バンドソーのスタンドの上に写真のようにいい置き場所を見つけたので落ちないように木のホルダーを作って取り付けました。スタンドは鉄製なのでホルダーの裏面にマグネットシートを貼って取り付けています。ついでにマイターゲージも直接マグネットシートでスタンドに貼り付けました。

2011年11月22日火曜日

突き板を貼ってみた


15mmのラワン合板にナラの突き板を貼りました。

足鍵盤の外枠の材料が厚かったのでバンドソーで切った残りの1mm程度の挽き板(突き板)が丁度いい大きさだったのでオルガンを載せる部分の背板にはこの突き板張りの板を使うことにしました。

木工用ボンドを塗布し、クランプで圧着しましたがやはり積層合板の時と同様端の方はちょっと浮いてしまいました。

2011年11月20日日曜日

底板受け桟


オルガンスタンドの底板を受ける桟を取り付けました。

丸ナットがあるのでその部分は桟を渡していません。

2011年11月13日日曜日

オルガンスタンドの仮組


オルガンスタンドの横材と側板を仮組みしました。

横材の端にあいている10φの穴に「ジョイントコネクター丸ナット (JRN)」というもので差し込んで側板を化粧ボルト「ジョイントコネクターボルト」で締めています。孔をあけるだけで組み立てられて気安く考えていましたが正確に孔をあけるのは結構難しく、ほぞ組にするのと労力はあんまり変わらない感じでした。1本はまだネジが入っていないので穴を少し広げなければなりません。

あとは背板とオルガンを置くところの底板を取り付けると形は出来上がります。

2011年11月7日月曜日

木口への穴あけ


オルガンスタンドの側板と側板をつなぐ横材の木口に穴をあけています。

ほぞ組にしようと思っていたのですが、ほぞの長さが5mmほどしか取れないことが分かり、化粧ボルトで接続することにしました。そのためには横材の木口面に穴をあけなければなりませんが、材料が長いためボール盤が使えないのでドリルスタンドを利用して出来るだけ木口面に対して垂直に穴をあける方法を考えてみました。
この垂直ドリルスタンドはドリルホルダーの部分が回転するのでベースから180度回転させ、作業台に水平になるようクランプで固定しています。ドリルスタンド自体が簡易なものなので、プレスする際に刃先がぶれますが材料に刃を当てるときに注意すればあとは真っ直ぐに穴があいていきます。木口方向に孔をあけるときは木目に刃先が流れていきがちになるので出来るだけ鋭い刃で回転を高速にしたほうがいいです。
前に持っていたドリルスタンドはボール盤を買ったときに「もう使うこともないだろう」と手放してしまったのですが、後になってこのような場面もあろうかと再び購入したのがようやく役に立ちました。

2011年10月23日日曜日

オルガンスタンドの製作


2段鍵盤のオルガンを載せる台を作ります。オルガンの演奏台のことをコンソールと言いますが手鍵盤、足鍵盤、ストップ操作盤など含めてそう呼ぶのでこれから作るものは「オルガンスタンド」とします。

まずは側板を框に組みました。足鍵盤の残った材料でオルガンスタンドとベンチを作る予定です。作業台の上のものは接着中。

2011年10月10日月曜日

電源接続部を奥に移設


電源のメガネプラグが飛び出して足鍵盤を壁際に寄せることが出来ないのでプラグ受けの方を奥に移設しました。

手鍵盤のスタンドを作るべくぼちぼち準備をしております。

2011年9月19日月曜日

ふるい(篩)の製作 その2


ふるい(篩)に亀甲金網を張りました。

フレームにはタッカーで留めました。ステンレスのステープルの方が望ましかったのですが、持っているタッカーに合うものがなく、鉄製のものを使いました。
金網の端が危険なので上から挽き板でカバーをしました。写真は裏返したところです。

夕方から雨になる模様だったのでふるいの完成前に昨日の園芸作業を済ませてしまいました。使うのは次回になります。

バーベキュー用の金網を使えばもっと簡単にできたかなと気が付きました。機会があれば次回やってみましょう。

2011年9月18日日曜日

ふるい(篩)の製作 その1


今日はふるい(篩)のフレームを作りました。

この前の冬は結構寒かったせいでいくつかの鉢植えの植物が枯れてしまっていたのですが、気になっていながらそのまま放置していたため、今日は重い腰をあげて整理することにしました。
鉢から枯れた植物を土ごと取り出し枯れた植物は捨てますが土はまた使うので鉢底のごろ土と細かい土に分けるためふるいに掛けます。いつも使っているふるいは百円均一で買ったもので、少し小さく目もやや細かいためいつも使いにくいと思いながら使っていたのですが、今日は作業を中断してふるいをホームセンターに買いに行いきました。しかしながら欲しい大きさの粗目のものがなかったので金網を買ってフレームは作ることにしました。

丸型の方が使いやすいのですがどうやら無理そうなので正方形にしました。水で洗うこともあると思うのであられ組みにして竹釘(竹串の先を削いだもの)で留めました。ここに亀甲金網を張る予定です。材料はその香りから杉かと思います。大分日焼けしています。

つづく...「ふるい(篩)の製作 その2

2011年9月11日日曜日

MIDIコントロールの復旧


MIDIキーボード基盤の使っていない鍵盤(スイッチ)を復旧しました。

使用したMIDIキーボード「Roland/PC-200 MK II」の取扱説明書を見ていたらMIDIのコントロールにほぼ全ての鍵盤を使う仕様になっていることがわかりました。例えば音色を選択するなど、今のオルガンを使っているぶんにはMIDIコントロールは必要ないのですが、将来オルガンが変わった場合など必要になってくるかもわからないのでMIDIコントロールが出来るようにしました。

元々の鍵盤の下に取り付いていたスイッチパッド(フラットケーブルの下のグレーのシリコンシート)を足鍵盤で使っていない31〜49番目の音に取り付けなおしました。フラットケーブルの上からになりますが指定のキーを押せば作動します。

2011年9月5日月曜日

集塵機のリモコンとフットスイッチ


集塵機のスイッチを遠隔操作出来るようにしました。

木工機械を使うときは粉塵が出るので集塵機も一緒に使います。私が使っているのは掃除機タイプの集塵機です。集塵機から出る排気が熱く、冬は都合がいいのですが夏はこまめに集塵機の電源を切らないと部屋の中がすぐに暑くなってしまいます。

集塵機本体のスイッチ連動コンセント(写真の黄色いラベルが貼ってある丸い蓋の中)に工作機械の電源プラグを差し込んで機械のスイッチを入れるとそれに連動して集塵機のスイッチが入ります。機械のスイッチを切るとしばらくしてから集塵機のスイッチが切れます。ルーターやジグソーなど比較的電気容量の小さいものはこの連動スイッチにつないで使います。

テーブルソーなど電気容量の大きいものは集塵機と機械の配線回路を分けて使うので機械の入り切りと集塵機の入り切りはそれぞれのスイッチで行います。
毎回本体のスイッチを入り切りするのに腰をかがめるのがしんどいのでWFS-200B(W) フットスイッチ(写真の緑のプラグの向こう)を取り付けたところ非常に楽になりました。フットスイッチは木製のホルダーに置いて半固定しています。

集塵機と作業台を挟んで反対側では手押しカンナ盤やベルトサンダーを使いますが、これを使うときはホースをのばして機械につなぎます。この時集塵機のスイッチはいちいち集塵機の所まで行って入り切りせねばならず、小さい部屋の中とはいえど結構面倒くさいのです。
たまたまリモコンコンセントOCR-05 07-0155(写真の緑のプラグの向こうのフットスイッチの向こう)と言うものを見つけ、試しに買って集塵機に取り付けて見ました。リモコンはなくなりやすいので棚にビス止めし、天井に反射して赤外線を飛ばす感じで取り付けていますが、問題なく作動しました。かなり感度がいいです。電気容量は800Wまでなのがちょっと残念。このリモコンコンセントは他の用途でも便利に使えそうです。
しかしこのリモコン、何でこのデザイン?

2011年9月4日日曜日

足鍵盤付きオルガン-仮設


早く演奏したいので仮設的にオルガンをセットしました。

オルガン(手鍵盤/Clavia Nord C2 Organ)はキャンプ用の折りたたみ式テーブルに板を噛ませて置きました。オルガンベンチ代わりには食卓用ベンチに延長脚を作って履かせました。
足鍵盤ナチュラルキー上面の一番低いところでFL(床)+100mm、手鍵盤の高さはオルガンの下の鍵盤のナチュラルキーでFL+848mm、オルガンベンチはFL+645mmの設定です。
ちょっと弾いてみただけですが今のところ高さ設定は問題ないようです。近いうちにテーブルとベンチを作ります。

追記 110911
ベンチが高かったので25mmカットし、FL+620mmにしました。それでもまだ高い様な感じです。

2011年9月2日金曜日

オルガンの足鍵盤 完成


完成しました。

日曜日には出来てたんですが写真を撮ってなかったのです。オルガン(電子オルガン譜面台参照)につないで音を出していますが問題ないようです。じつは専用のベンチがないのでまだ演奏出来る状態ではありません。早くベンチを作らなければ。

出来てから気が付いたのですがこのオルガン(Nord C2)はペダルの音域が30音です。欲張って32音にしなくて良かったです。あと低い方の音程が低すぎて今使っているスピーカでは再生出来ないみたいなのでサブウーハーを追加するなどの対策が必要です。

2011年8月29日月曜日

磁石の取り付け


鍵盤の先に磁石の付いた木片をボルト、ナットで留めました。

ボルトはM5x30mm、ナットはゆるみ止めナットを使いました。写真の右下、ボルト頭と隣のボルトネジが触れそうですが実は触れてしまう箇所があったため一部ボルトのネジ部分を削りました。ペダルボードをmidi音源につないで音を出しながら磁石とリードスイッチの位置関係を調整しました。およそ4mmほど下がったところから音が出るように設定しました。

これでようやく音が出るようになりました。

2011年8月28日日曜日

鍵盤の取り付け


鍵盤を枠に取り付けました。

スプリングの長い方をガイドピンの根本に差し込んで鍵盤の裏に開いた孔にもう一方の端を差し込みます。裏の孔が見えないので鏡を下に置いて鏡像を見ながら作業しました。スプリングを取り付けやすいように写真の様なホルダーで一時的に折りたたんでおくと便利です。
かかと側はワッシャーとスプリングワッシャーを噛ませてM6のネジで鍵盤支点取り付け枠に直接ねじ込みました。支点は動くのでネジを最後まで締めた後半回転ほど緩めています。

鍵盤を半分強取り付けたところで全部取り付けたら重くて一人で移動できないと気づき、途中で1階に持って降りてから作業を再開しました。

鍵盤のストロークは13mmです。15mmの予定だったのですが少し浅くなりました。

2011年8月26日金曜日

鍵盤ガイドの溝に内張り


鍵盤のつま先側ガイドピン用の溝に布を内張りをしました。

布は古いズボンに紙を裏打ちしたのもを使っています。接着にはふのりを使いました。ガイドピンと溝の隙間を緩すぎずスムーズに動くようにしなければなりません。いくつかの鍵盤は動きが固いものがあるので紙を裏打ちしない布だけを張ることにします。

追記 110828
内張りを張り終えてからマグネットを取り付けた木片を挟む部分と干渉することが分かり、すべて剥がして小さいサイズのものを張り直しました。隙間が狭くて切ることが出来なかったのです。ボンドでなくてのりを使ったのも後々貼り替えるときが来ると思ってのことでしたがこんなにすぐに貼り替えることになると誰が知っていたでしょう。いや知らなかった。

2011年8月20日土曜日

MIDIコントローラー部配線 完了


昨日の続き「MIDIキーボード基盤への配線」で残りの18音を配線し、完了しました。

元のキーボードは49音ありますが30音しか使わないので残りは放置です。
電線が雑然としてしまいました。あと少しで完成です。

2011年8月19日金曜日

MIDIキーボード基盤への配線


MIDIキーボードの基盤へフラットケーブルを配線し半田付けしました。

まずは低音から12音。渡り配線のマイナス(白くて太い線。プラスかマイナスか分かりませんがここではマイナスにしておきます。)の方を12音を1グループにしていましたが、これは勘違いで実際は8音ごとになっていて配線を変更しなければなりませんでした。これでリードスイッチに磁石を近づけると12音、半音ごとに正しく音が鳴りました。フラットケーブルコネクタのオスの方も取り付け接続した状態で音が鳴りましたのでうまくいったみたいです。

今日は外出したついでに日本橋に立ち寄ってリードスイッチを1個買いました。

2011年8月18日木曜日

フラットケーブルコネクタ


リードスイッチに半田付けしたフラットケーブルの反対側にフラットケーブルコネクタ(OMRON/フラットケーブル用MILコネクタ)を取り付けました。

メンテナンスを考慮し、鍵盤側の配線とコントローラー部ケースの配線を脱着可能なコネクタで接続することにしました。コンピューター内部のハードディスクをつないだりするコネクタと同じ様なものです。
フラットケーブルは低音側1オクターブ12音+マイナス側で配線13本、高音側18音+マイナス側2線で配線20本です。フラットケーブルコネクタは低音側が14ピン用(写真)、高音側は20ピンのものを使います。低音側は1本コネクタが余りました。万力で締めながらフラットケーブルをコネクタに取り付け(差し込んでいく感じ)ました。

一緒にリードスイッチも買ってきてセットしましたがフラットケーブルにコネクタを取り付ける際にまたリードスイッチを壊してしまいました。(泣)仕方がないのでまた買いに行きます。

追記 110819
1グループが12音ではなく8音単位だったので16音(18線)と14音(16線)に分けたほうが良かったです。

2011年8月16日火曜日

リードスイッチの取り付け


リードスイッチを取り付けました。

リードスイッチ取り付けレールにのこぎりで切り目を入れてここにリードスイッチの端子をはめ込み、リードスイッチのガラス管の部分をホットボンドで固定しました。

リードスイッチと磁石ではリードスイッチの端子を両方とも下にして取り付けていましたがスペースの関係で片方は下、片方は上に取り付けることにしました。上の方は銅のリード線の被覆を部分的に剥いて渡り配線で半田付けし、下の方はフラットケーブルを使用し、1音に1線づつ半田付けしました。

リードスイッチをまた一つ壊してしまったので買いに行かなければなりません。

2011年8月15日月曜日

コントローラー部ケース


リードスイッチとMIDIキーボードの基盤ほかMIDIコントローラー部分を入れるケースを作っています。この上に蓋がつきます。

MIDIキーボードは不要な部分を切りとばして木製の箱に固定しました。
電源は9V出力のAC-DCアダプタですがコンセント周りをすっきりさせるため箱内部に収め、メガネコード(ラジカセの電源コードのように抜き差し出来る形状)から取るようにしました。
MIDIの操作盤は切り離し(フラットケーブルで繋がっています)これも箱の内部に仕込みました。一度設定したら滅多に触ることはないでしょう。

電子部品は日本橋(大阪)の共立で買いました。通信販売もあるみたいですね。最近はメインストリートの堺筋に面した店舗に電子部品屋がいくつか出来ています。しかも1階に。電子工作をする人が増えているのでしょうか。
ちなみに大阪は「にっぽんばし」東京は「にほんばし」です。

追記 110816
ケースの地板の中央部分は鍵盤(磁石のついたパーツ)の可動範囲が下の方まであるので地板を切り欠いています。リードスイッチの取り付けの写真を参照。

2011年8月12日金曜日

PowerBook G4/DVI 強制スリープ


今時ですがコンピューターはPowerBook G4/DVIを使っています。
このコンピューターは液晶ディスプレイが割れているので外部の19インチディスプレイにつないで使っています。このようにして使う場合コンピューターのディスプレイは通常閉じて本体のディスプレイを使用しない状態にしておかなくてはならないのですが、このごろ動画などを見るせいか頻繁に再起動をまたはリセットボタンを押さなければならない状態になってきました。ディスプレイを閉じているので熱がこもるのが原因ではないかと思います。それで出来るだけ放熱するようにディスプレイを開けておきたいのですがスリープが解除されると本体のディスプレイも復活してしまうため具合がよろしくありません。
以前からPowerBook G4/DVIはディスプレイに磁石が仕込んであってそれに反応してスリープおよびその解除が行われると言うのを知っていて、調べてみると位置はトラックパッドの左あたりと言うことが分かりました。
磁石は強力すぎず(HDに影響しないように)用を足す程度の強さが望ましいみたいなのでに軟質のマグネットバー(ホワイトボード用)を8mm角程度に切りトラックパッドの上に置いてみたらうまくスリープしてくれました。
写真の赤いものがその磁石です。

それに加えて放熱の補助として USBファンで送風しています。本体がスリープするとファンも止まります。

今日までディスプレイを開けるのが面倒くさくて電源を切らずにいましたが(使っていないときは自動スリープ)これからは電源を切るようにしようとおもいます。

2011年8月7日日曜日

リードスイッチと磁石


リードスイッチと磁石のセッティングを試行中です。

一つの鍵盤をセットして(フェルトも挟んで)リードスイッチを取り付け、鍵盤の先に磁石を取り付けランプをつないでどのように作動するか見てみました。準備したフェライト磁石(写真)は強すぎたのかリードスイッチから20mmほど離れないとOFFになりませんでした。それで前回の「木工ブログ: リードスイッチの仕込み方検討」で使ったマグネットシートの5mm程度の厚いもの(百円均一ショップのダイソーで買いました)でやってみたところこちらの方が磁力が弱い様でかなり近づいたところでやっとonになりました。こちらの方が調整がしやすそうです。

追記 110823
磁石を取り付けた木片の取り付け位置を変更しました。(リードスイッチの取り付け参照)

2011年8月1日月曜日

リードスイッチ取り付けレール


リードスイッチを外枠つま先側の下枠裏側に取り付けますが、そのリードスイッチを取り付けるためのレールを取り付けました。

リードスイッチの仕込み方検討ではテープで仮止めしていましたが釘で留めようと試行錯誤しているうちにリードスイッチを1つ壊してしまいました。そんな訳でリードスイッチを枠に直接留めるのは止めてホームセンターにいいものがないか見に行ったら溝幅3mmのプラスチック製チャンネル(樹脂製の丸棒や見切りなどの売り場)があったのでこれを購入し、バンドソーで適当な溝の高さに切ってネジで枠に取り付けました。この溝にリードスイッチをはめ込んでいきます。

2011年7月31日日曜日

フェルトの孔あけ


鍵盤を踏んだときにその動作音を軽減させるためフェルトを外枠のつま先側枠の上下に取り付けますが、そのフェルトの加工をしました。

フェルトは300x300x10の厚いものです。ホームセンターのコーナンプロで購入しました。つま先側の枠の厚みと同じ25mmに切ってからガイドピンと同じ位置に孔をあけていきます。
初めはポンチとゴムハンマーで孔をあけましたが厚みがあるためハンマーを垂直に振り下ろしているつもりでもゆがんで孔が開いてしまいました。ふと思い出してボール盤にポンチをくわえさせ、ボール盤のスイッチは切った状態でプレス代わりにしたらうまくいきました。以前にボール盤を(革工芸)ハンドプレスに使うという投稿をしましたがこれの応用です。フェルトでもこれで孔が開くとは意外な感じです。

2011年7月24日日曜日

鍵盤の仕上げ


鍵盤ににオイル仕上げを施しました。

材料の個体差で色が大分ちがいますね。シャープキーはやや赤いです。

オイルが残り少なく鍵盤の材料全部をまかないきれない様子だったのでホームセンターに行ってワトコオイル(今回初めて使います)1lを買ってきて塗布しました。ワトコオイルってここに書くまで「ワコトオイル」と思いこんでいました。

2011年7月19日火曜日

外枠の仕上げ


外枠にオイル仕上げを施しました。

オイルを染みこませると木目が良く出ます。このナラはチークみたいにしましま模様が出ました。

2011年7月18日月曜日

鍵盤支点のカバー取り付け


鍵盤支点のカバーを取り付けました。

ビス止めですが、マイナス頭の真鍮ネジを使いました。端の2つ以外はまだビス止めされていない状態です。

2011年7月11日月曜日

アンモニアによる着色 その2


およそ1日後上のおおいを取り外した状態です。今回はまだアンモニア臭が残っていました。パイン材も黄色に色づいています。

2011年7月10日日曜日

アンモニアによる着色 その1


鍵盤も下地調整をしてアンモニア着色をしました。

前回フレームを着色した時は70mlのアンモニア水を使って丁度いい量だったので今回も同じ割合の量を使うことにしました。前回着色したフレーム材料の表面積を計算したところ1.187m2、今回の鍵盤は3.478m2だったのでおよそ3倍の200mlを使うことにしました。

ポリ袋を台に敷き、部材を空間を空けて並べて(写真はここまでの状態)アンモニアをトレーに注ぎ込んで全体を覆うようにポリ袋を被せ、周囲を密閉します。材料とトレーの間には空間を作るために猫よけマットを置いています。
今回は気温が高いのと新しいボトルを開けたのでアンモニア臭がきついような気がしました。色の付き方も前回より強力な気がします。もうちょっと少なくても良かったかもわかりません。

英語ではこの方法を「fumed finish」と呼ぶ様です。

2011年7月4日月曜日

鍵盤の取り付け(仮組)


外枠が出来たのでスプリングと鍵盤をセットしてみました。

鍵盤の動きには問題ありませんがまだ緩衝材が付いていないので材料と材料が当たってガチャガチャ鳴ります。