木の匙に摺り漆を施しました。ラー油の中につっこんでおくのに木地のままはないですし食器なので行き着くところは漆しかありません。
漆は全体に塗らねばならないので先と持ち手の部分に分けてそれぞれ2回ずつ。大学の時イスに摺り漆をするために買った500gのチューブ入りの下地用漆ですが、冷蔵庫で保管しているため20年以上経ってもまだ使えます。「冷蔵庫に入れておきなさい」とは漆の先生が教えてくれました。
漆は湿度の高い所でないと固まらないので密閉した容器に湿った布などを内張または敷いた中に入れて乾燥(この場合乾燥というのには語弊がありますが)させます。本格的なものは室(むろ)とか風呂(ふろ)とか言って木の押し入れみたいな感じです。
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