側板と座面の裏桟、貫を組んで接着しています。
先にある程度サンダーで素地調整しました。内側の入り隅付近が後からでは仕上げにくいからです。
貫のほぞは端から3mmくらいの所にバンドソーで切り込みを入れその切り込みに接着剤を塗布し、楔(くさび)を打ち込みました。このほぞに楔を打ち込むのが好きです。楔は同じナラの目の粗い硬めの材料を使いました。
この仕口を「通しほぞ割りくさび止め」と呼ぶそうです。学生の時に勉強した「木工」の本で調べてみたら載っていました。初版が1979年で教科書の様な本です。忘れていることも多いのでもう一度読み直してみようかな。
出典:
朝倉書店つづく...「オルガンベンチの製作 その8」
木工 (技術シリーズ)
平井信二(監修)上田康太郎,土屋欣也,藤城幹夫(著)
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