2020年4月26日日曜日

アコーデオンのリードワックス

古いアコーデオンの修理をしています。リードプレートがリードブロックから外れていたり浮いていたりしているところがありましたのでリードワックスで再固定していますが、前に作ったのを使い切ってしまったのでまた作りました。

主な材料は蜜蝋松ヤニです。亜麻仁油やオリーブオイルを加えるなどいろいろあるようですが、今回は蜜蝋2(60g):松ヤニ1(30g)の割合としました。
( 配合はこちらを参照しました。rec.music.makers.squeezebox › reed wax

1.ガラス瓶に蜜蝋と松ヤニを入れ、保温プレートで溶かしました。(1時間程度で溶けました)蜜蝋も松ヤニも細かい方が早く溶けます。なければ湯煎でもいいと思います。融点は蜜蝋は65℃、松ヤニは70℃~80℃とのことです。

2. クッキングペーパーを敷いた箱に溶けたリードワックスを流し込みました。写真では溶けきらなかった松ヤニが混入していますが、後で取り除きました。網などで濾すか先に取り除いた方が良かったです。

3.粗熱が取れてから麺棒で厚みを整え表面が冷えてからクッキングペーパーを剥がしました。厚みがそろっていなくても差し支えないのでここの行程は飛ばしてもいいと思います。

4.クッキングペーパーの上で棒状に切って出来上がり。今回は包丁をガスコンロでその都度温めながら切りました。ベタベタするので冷蔵庫で保管します。

普通は1の工程のみで材料を溶かしてそのままつかうみたいです。(2以降は私独自のやり方です。)

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