神沢鉄工のドリルガイドにストッパーを取り付け、センターガイドを作りました。
ルーターテーブルの製作にも使いましたがボール盤のふところでは届かないときにこの様なドリルガイドを使います。このドリルガイドはドリルを上方で留めておくためにはネジ式のリングでを固定しておかなければなりません。ベースの位置を決めてからネジ式のリングを外すためにベースから手を離さなければなりませんがこのときよくベースが動いてしいつもイラッとしていました。
それを解決するために作ったのがこのストッパーです。木のつっかえ棒(
オルガンで余った材料)で留まっていますがドリルをちょっと上に上げるとつっかえ棒に取り付けられたL型のバネでつっかえ棒が外れる仕掛けになっています。これで右手でドリルを構え、左手はベースを押さえたまま穴を開けることが出来るようになります。
ベースの穴にはまっているのは穴の中心を決めやすくするためのセンターガイドです。レーザーガイドも考えましたが大変そうなのでやめました。
このドリルガイドはドリル先端がちょっとぐらつく(2mmくらい)ので本当の中心が分かりません。それで正確性と時間の短縮をねらってこのようなジグを作りました。ベースの位置を決めたらセンターガイドは外して穴をあけます。
ネジの上方に穴をあけてチューニングピン(ピアノなどペグが付いていない弦楽器のチューニングに使う)の要領でワイヤーにテンションを掛けています。ワイヤーが太すぎるのでギターなどのスチール弦の一番細いのにしたいです。
ドリルの刃の先に付いている黄色いものも「ドリルストッパー」と呼びますが、それはドリルの穴深さを一定にするためのものです。ややこし。