中間板にスリットを開ける作業をしました。
鍵盤は等間隔に並んでいますがパイプは低音になるに従って間隔が広く、逆に高音になるに従って狭くなります。
中間板のスリットはこの2つの間隔のずれをつなぐ空気の通り道です。
トリマは大抵テーブルに固定して使用していますが、今回は板に貼り付けた図を見ながらの作業になるので手持ちで作業しました。直線を掘るには必ずガイドが必要で、このような治具を作って作業を進めました。この治具は
「ポジティーフ・オルガンを作ろう」の連載にも記載されています。私は始点と終点のストッパーを移動出来るように作りました。クランプがゆるんで3箇所ほどあらぬ所まで削ってしまいました。(泣)
連載ではスリットは8mmの指定ですが、私は6mmにしました。真鍮パイプの断面積の2倍以上あるので大丈夫でしょう。
すぐに終わるだろうと思っていましたが、作業が終わるまでにぶっ続けで4時間かかりました。今日はへとへとです。
追記 100105
パイプに至るまでの空気が通る道は出来る限り広い方がいいです。一部スリットを幅6mmにしましたが、指定通り8mmのほうがいいです。「大は小を兼ねる」です。
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