2009年6月11日木曜日

前板の耳を切る


フォアバント(パイプの前板)のリップの形が整ったら両脇に突き出ている耳を同じ長さに切りそろえます。
「ポジティーフ・オルガンを作ろう」の連載では高音パイプのこの耳の長さを2.5mmに切ることになっていますが、3mmくらいの方がよく鳴りました。この高さはパイプの内径に比例するとのことで、中音パイプと比較しても3〜3.5mmくらいが適当ではないかと思います。

この耳の長さが歌口の高さになるので正確に切らなければなりません。そこでこのようなソーガイドを作りました。といっても連載の中でも類似の治具を作ることを薦めていますけれど。
4枚の板を各々のこぎりを挟んで底板に接着しただけです。底面には定規を貼り付けてあります。胴付きノコを使っていたら次第にガイドのスリットが広がってきたので新たに作り直しました。手放しでも留まっているくらいぴったりです。こののこぎりはアサリのない釘挽きノコ(くぎひきのこ)なのでスリットは広がることがないでしょう。ライフソークラフト145 本体
もう他ののこぎりは使いません。

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