2009年6月8日月曜日

リップの厚み調整 その1


リップの先端の厚みは必ず一定の幅になっていなくてはなりません。
トリマー(またはルーター)で削った状態で正確に同じ厚みになっていない場合は、同じ厚みでテーパーになるように調整します。
写真のようにリップの幅と同じ板の木端にサンドペーパーを両面テープで貼り付け、刃物を研ぐようにリップの部分を削っていき、のみでわずかに先端を直角に切り落とします。
「ポジティーフ・オルガンを作ろう」の連載にはリップ先端の厚みは「爪の厚みくらい」とかかれています。爪の厚みには個人差もあり、同一人物の手でも指によって厚みが違うので正確な数値がわからないのですが、中音パイプは0.3mmくらいにしておきます。
MDFを使っているためエッジが崩れやすく、やや難儀です。

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