キートップの下に赤いフェルトのワッシャーも取り付けて色気が出ました。
音量つまみの指針はくぼみをつけただけでわかりにくかったので白でを追加してわかりやすくしました。完成後の調整もこれで終わりです。多分。
クロマチックボタンキーボード
たのしい工作
キートップの下に赤いフェルトのワッシャーも取り付けて色気が出ました。
音量つまみの指針はくぼみをつけただけでわかりにくかったので白でを追加してわかりやすくしました。完成後の調整もこれで終わりです。多分。
クロマチックボタンキーボード
あとパームレストが出来たら最終形態になります。
15mmの革ポンチで丸形を抜いてから真ん中に7.5mmの孔をポンチで抜きます。いくつか作って見ましたが同心円状に穴を開けるのがとても難しく、作る数が多いので3Dプリンターで治具を作って孔を抜いてみたらうまくいきました。
追記 210606
フェルトのワッシャは2mm厚で作りましたが、鍵盤を弱く押したときに音が出ないことがありましたので1mmのフェルトに交換しています。また抜き孔も7.5φだと緩くて下に下がってしまうので7φに変更しました。
キートップ(キーキャップ)をプリントしています。
やはり背が低い自作のキートップを採用することにしました。CとFの音には指で触ってわかるようにくぼみをつけました。クロマチックボタンアコーディオンもCとFの音に印が付いているものもあれば付いていないものもあります。
スイッチはgateronの押す力が重めの黒軸を採用しましたがそれでもアコーデオンと比べるとまだ軽めです。
昨日黒の配線を、今日赤の配線をしました。赤のビニル線は10m巻きでしたが15cmほど残して使い切りました。途中間違いがないか何度か確認しながらですが、全ての音が正しく出ます。合計6時間以上かかりました。
もう峠は超えました。
元々のロールピアノの鍵盤の基板をたどってどれとどれを繋げば指定の音が出るかはすでに解析済みですのでそれに従って配線しています。「ロールピアノの配線解析と銅線はんだ付け」
配線の半分程度は1本の電線が渡って行くように配線します。途中で半田付けするために一つ一つ絶縁被覆を剥くのはとてもやってられないと思い、エナメル線(ポリウレタン線)でやってみたのですが、熱でポリウレタンの皮膜を溶かして半田付けするのがうまくいかずビニール線の被覆をワイヤーストリッパーで切り込みを入れ、スライドさせることで途中被覆がない部分を飛び飛びで作ることが出来たのでその方式で配線するようにしました。
スイッチに丸いシールを貼っていますが、赤はC、緑はFの音が出るスイッチです。
ワイヤーストリッパーには磁石にテープを貼っただけの定尺ゲージを取り付けています(紫色のテープの端まで17.5mm)。先端は余裕を見た長さにしないと足りなくなります。(なりました)
木製フレームは角にアールを取って手触りを良くし、アンモニア着色も施しました。
キーボードのスイッチをはめ込むパネル部分は接着して表面をヤスリで整えたのでそれを隠すために黒のつや消しスプレーで塗装しました。(写真には写っていない表側のみ)
裏蓋はスイッチをはめ込むパネルを支える支柱が折れやすく度々瞬間接着剤で付け直しましたが強度を増すために円錐形のスリーブを作って補強しました。また仮組みしたときに基板と電池ボックスが緩衝してしまたったため2mmほどカットしてギリギリ納まりました。設計ミスです。
サイドは裏側を斜めにえぐってアイストラップを取り付けます。写真上が試作です。斜めにえぐるのはトリマーで型板を作って加工しました。型板を作った方が失敗が少ないと思います。そしていつもいきなり本番で加工して失敗するケースが多いので今回は試作を作ってから本番に取りかかりました。
アイストラップはアイス・トラップではなくアイ・ストラップです。このアイストラップにショルダーストラップを取り付けようかなと思っています。
最初に3Dプリントした操作パネル部は基板と少しずれたりしていたのでもう一度プリントし直しています。
単三電池4本で駆動しますがAC/DCアダプターでも駆動します。単三電池1本用の市販の電池ケースを切って両端にはめ込んでいます。蓋は持っているMIDIキーボードの電池ケースの形状をまねて作りましたが開閉する方の爪が入らなかったため(写真左上)データを修正して作り直しました(写真右上)。
今回は2パーツ一気にプリントしていますので14時間以上かかります。明日の昼頃にプリント完了予定です。
スピーカーを留めてみましたが、積層方向には弱く、ネジ留めの受けの支柱部分が際に剥がれてしまいました。もっと太くするとか補強を入れるなど今後は気をつけなければなりません。とりあえず瞬間接着剤で留めました。