2009年8月10日月曜日

パイプ基板と本体基板の接合


「ポジティーフ・オルガンを作ろう」の連載では本体基板にパイプ基板(及び中間板)を接着しますが、内部が入り組んだ通路状になっているため、何かが詰まったときのこと考えて、分解できるようにします。

まずはパッキン用の革にポンチで穴を開け、本体基板にその革を接着します。革用ボンドは乾くのがかなり早いので全面塗りは出来ないと考え、穴の周りだけを4個ずつ接着していきました。他は接着していないのでゴミなどが挟まらないように気を付けねばなりません。
上からパイプ基板四隅を本体基板にネジ止めし、本体基板裏側の適所からパイプ基板にネジ止めしました。大きい穴が空気の通り道、小さい穴がビス穴です。

機密性のある構造にしたつもりですが、だめだったら接着してしまいます。

追記 090915
機密性は問題ありませんでした。

追記 091201
機密性は問題無いと思ってましたが、間違いでした。後で革をはがして接着することになります。
ふいご(リザーバー)改 重りケース参照

2009年8月7日金曜日

バネホルダー


パレットはバネの力によってカンツェレを塞いでいます。鍵盤を押すと押し棒(ステッヒャーという)がパレットを押し下げカンツェレにウィンドチェスト内の空気が流れ込み、パイプに空気が送られ音が鳴ります。鍵盤を離すとバネの力によってパレットがカンツェレを塞ぎパイプへの空気の流れが遮断され音が止まります。
先に紹介した「パイプオルガンの本」ではこの機構を「ダイレクト・アクション」と説明しています。
バネはピアノ線1.5φを曲げて作ります。結構力がいるのでなかなか大変です。

バネの力を1kgのキッチンスケールで量ってみたら一本が1kgを超えていました。49本あるので少なくとも49kgになります。女性一人分ほどの重さをこのバネホルダーが受けるわけです。ちょっと不安なので補強材30x10mmの木材をやめて鉄のフラットバー32x4.5を使うことにしました。
さび防止のため塗装しようかと考えたのですが、我が家は割と乾燥しているので黒皮(鉄の酸化膜)のままオイルを塗るだけにしました。

とりあえずパレットは両端の2つだけセットしています。

2009年8月6日木曜日

鍵盤仕様変更


鍵盤 その2の失敗が納得いかず鍵盤の中間支点の仕様を変更します。

鍵盤の間隔の調整が微妙なので微調整できる機構にしました。
二股のアジャスターを上部に取り付けるには支点の棒の出が足りず、3.0φの真鍮線にサイズアップしてやり直しました。
鍵盤の図面をプリントしたものを基準に調整していきましょう。

これでいいこれでいい。

2009年8月5日水曜日

パレットの取り付け


パレットの可動する方のガイド(真鍮釘)を打ち込み、パレットを取り付けました。
パレット端の溝幅3.0mmに対して釘2.3φなのでそんなにぶれません。

本体基板はウィンドチェストのフレームに溝を切ってはめ込んでいるだけなので、空気漏れ防止のため、和紙とふ糊で目張りをしました。本体基板は念のため取り外しが出来るようにしています。必要かどうかわかりませんが。

上の溝入の材料はバネホルダーです。

2009年8月4日火曜日

パレット用支点の設置


ウィンドチェストを組み立て、本体基板の裏側にパレットを設置するためのピンを打ち込んでいきます。
写真はパレットの支点となる方で、端が斜めになっている方にはパレットが垂直方向に動くためのガイドピンを打ち込みます。

パレットには赤いフェルトと黒い革を接着してあります。

あらかじめ開けてある2.0φの穴に2.0φの真鍮棒を打ち込みます。
打ち込むと言うより10mm厚の木片に2.2φの穴を開けた簡単治具をガイドに釘打ちポンチで押し込むといった要領です。簡単治具のおかげでまっすぐに、頭が同じ高さになるようにピンの打ち込みが出来ました。
引っかかりなく真鍮棒を押し込むために先端を少し丸めておくのがこつです。