2009年7月17日金曜日

中間板の加工


中間板にスリットを開ける作業をしました。
鍵盤は等間隔に並んでいますがパイプは低音になるに従って間隔が広く、逆に高音になるに従って狭くなります。
中間板のスリットはこの2つの間隔のずれをつなぐ空気の通り道です。

トリマは大抵テーブルに固定して使用していますが、今回は板に貼り付けた図を見ながらの作業になるので手持ちで作業しました。直線を掘るには必ずガイドが必要で、このような治具を作って作業を進めました。この治具は「ポジティーフ・オルガンを作ろう」の連載にも記載されています。私は始点と終点のストッパーを移動出来るように作りました。クランプがゆるんで3箇所ほどあらぬ所まで削ってしまいました。(泣)
連載ではスリットは8mmの指定ですが、私は6mmにしました。真鍮パイプの断面積の2倍以上あるので大丈夫でしょう。

すぐに終わるだろうと思っていましたが、作業が終わるまでにぶっ続けで4時間かかりました。今日はへとへとです。

追記 100105
パイプに至るまでの空気が通る道は出来る限り広い方がいいです。一部スリットを幅6mmにしましたが、指定通り8mmのほうがいいです。「大は小を兼ねる」です。

2009年7月15日水曜日

パイプ基板と中間板


これからパイプ以外の作業に入っていきます。
パイプ基板はパイプを立てるための板です。中間板には鍵盤とパイプ配列のずれを結ぶ空気の道を設けます。

図面は先に用意してあったのでプリントして板に貼り付け、2枚の板を重ねてビス止めした上で穴を開けました。
8φ真鍮パイプを差し込んだ時に下までいかないよう、中間板には7φ、パイプ基板には抜き差しを容易にするため8.1φの穴を開けました。
パイプ基板の図面はのりで貼り付けましたが、剥がすと色インクが木に染みこんでしまいました。次回から線の色は黒にします。

2009年7月14日火曜日

パイプ側面のサンディング


接着した凸凹のある側面を面一(ツライチ)にします。こんな時ドラムサンダーを使えば楽々作業です。

ドラムサンダーは大きいので使うときだけ引っ張り出してきます。

今日は猛暑日だったので直射日光を避けるため雨戸を閉めてしまいました。

2009年7月13日月曜日

最高音パイプ組み立て 完了


最高音パイプが完成しました。16本のうち3本は予備です。
歌口の高さを3.5mm設定にして半分ほど組み立てたところで高音を出してみたら少し鳴りにくかったのでその後は3.2、3.0mmにしました。これらは高音部を想定したパイプになります。

パイプの前板を指で強く押さえて吹いてみても接着剤をつけて吹くのとは全く違う音になります。やはり密閉度が全然違うのでしょう。本来であれば計算通りに作っていけばよいのでしょうが、複雑な計算は苦手なので仕方ありません。
材料を木にした場合、膠で接着すればやり直しがききますね。私は手順通り、木工用ボンドで接着しています。

予備を入れて58本、すべてのパイプの組み立てが完了したので一段落。作業的にはまだまだですが、私の気分的には最大の難関を超えた感じです。

追記 091211
歌口の高さは3.0と3.2の時低音部では良いが、高音部では2.5mm程度にした方がよい。
最高音パイプの仕様変更 その2参照

2009年7月8日水曜日

最高音パイプ組み立て中


部品が小さいのでこのように並べて組み立て作業を行っています。綺麗に切りそろえられた部品を並べると楽しくなってきます。小さいので組み立ても楽です。

「ポジティーフ・オルガンを作ろう」の連載では歌口の高さを2.5mmにしていますが、試行錯誤した結果私の場合は3.2~3.7mmとかなりばらつきがでました。
歌口の高さが低いと音が堅くなる(倍音がたくさん出る)というのは前に書きましたが、歌口の高さが高すぎると空気音(ため息のようなノイズ)が入ってきます。
パイプの前板(フォアバント)を接着する前に一つ一つ確認せねばなりません。