ガレージバンド(Mac版 ver.10.2.0)にはいろいろな音源が入っていますが、今回は
「Vintage B3 Organ」の「Tonewheel Organ」を使いました。
使う半音階の1オクターブ、12鍵盤の範囲はC3〜B3までとします。
16"のドローバーのみをいっぱいまで引き出し(他は音が出ないように)「EQ」(イコライザー)をドラッグで調整してC3の音が聞こえないくらいまで低音部をカットします。C3からB3まで以降、音が高くなるにつれフェイドインしていく様ならOKです。
次に1"のドローバーのみをいっぱいまで引き出し(他は音が出ないように)「EQ」をドラッグで調整してB3の音が聞こえないくらいまで高音部をカットします。C3からB3まで以降、音が高くなるにつれフェイドアウトしていく様ならOKです。
後は16"(フィート)/8"/4"/2"/1"の5種類で出力全開(ドローバーをいっぱいまで引き出す)にすれば完了です。分数の入ったドローバーの音は出さないようにしましょう。
イコライザーの調整が理想的な値になっていないので完璧とは言えませんがそれなりに聞こえていると思います。
追記 同日
理想的な値とは周波数(A4=440Hzとして)で言いますと
65.40639132515Hz(C2)〜123.47082531403(B2)の範囲で低音域カット
130.8127826503Hz(C3)〜987.76660251225(B5)の範囲はそのまま
1046.5022612024(C6)〜1975.5332050245(B6)の範囲で高音域カット
440Hz周波数一覧オルガンでは8"(フィート)が基準になっており、それより1オクターブ低いのが16"でC3の鍵盤を押すと実際に鳴る音はC2、1オクターブ高いのが4"でC3の鍵盤を押すと実際に鳴る音はC4です。
以下の投稿でオルガンパイプの音の高さフィートについて触れています。
「パイプの種類と音の高さ、鍵盤、譜面表記」