2017年12月31日日曜日

Touchmidi32

鍵盤のようなものを作っているのですが、材料や構成などの情報収集をしているうちに「Touchmidi32」なるものを見つけ購入してみました。
"32個の静電タッチセンサによってUSBからMIDIを出力する電子基板モジュール"
 「楽器工房 奇楽堂」というところから発売されていて「スイッチサイエンス」から購入しました。
届いてから早速USBでコンピューターに繋いで音階につなぐ基板を触ってみましたが音が出ず、ネット上の説明を読むと
"P9で電源の選択を行います。付属のピンヘッダをハンダ付けし、1番ピンと2番ピンを付属のジャンパスイッチで直結すれば電源はUSB給電の5 Vとなります。"
とありましたのでその通りにすると(写真右上の黒い部分)音が出るようになりました。 タッチ式の鍵盤ですとブラインドタッチでは演奏が難しそうなので置型の鍵盤のほうがいいだろうと思っています。

2017年11月27日月曜日

鍵盤シート基板の試作

今回の鍵盤はクロマチック式ボタンアコーディオンのCシステム(イタリア式)にしようと思います。

鍵盤ハーモニカのクロマチック式ボタンタイプで「accordina」というのがありますがボタンが互い違いに3列並んだイメージです。
クロマチック式ボタンアコーディオンのボタンの間隔を測ってみるとコンピューターのキーボードと同じ19mmだったのでこれを利用できそうだったのですが、段のずれ具合が微妙に違うため一から作ることにしました。

ひとまず1オクターブのみメンブレンスイッチ式シート基板を試作してみます。
構造はコンピューターのキーボードのシート基板と同じ2枚の基盤の間に押さえる部分を丸くくり抜いたスペーサーシートを挟む要領です。この仕組をメンブレンスイッチと呼ぶらしいです。
前回解析した基板を睨めながら作った上下2枚の回路図を下敷きにして光沢写真用紙に導電ペンで回路を描き、間に普通紙に15φのポンチで孔を開けた紙を挟み指で押して見ると音が出ました。
写真は左から表面シート、上のシート基板回路図とシート基板(撮影の為裏返しています)、スペーサー、下のシート基板回路図とシート基板

2017年11月26日日曜日

導電ペン

ロールピアノの鍵盤を作ろうと思います。

試しに描いた線が電子回路になるという「AgIC 回路マーカー」を買って使ってみました。この導電ペン、線を描くと銀色に変わります。電子回路になるのはいいのですが、基板が紙やシートのためはんだ付けができず、どのようにしてリード線と接続するか悩ましいところです。

試しに マーカーで描いた線上に下孔を開け、リード線(黒)を通し、ホッチキスで留めてみましたが、これは通電しませんでした。
次にマーカーで描いた線上にホッチキスでガッチャっと紙1枚の状態で留めてからリード線(黄、橙)を裏側のホッチキスの折れ曲がった部分に捻り付けると通電しました。小さいハトメも利用できるかもわかりません。

2017年11月23日木曜日

ロールピアノの配線解析と銅線はんだ付け

分解したロールピアノの2枚のシート基板をたどっての配線解析と図化、メインボードからシート基板を外し、とりあえず銅線をはんだ付けしました。

メインボードは2枚のシート基板に対応して裏表に配線がありましたので裏表にはんだ付けしました。赤いほう(写真では上側がですがひっくりがえっているので本当は下側になります)が33本、黒いほうが23本で合わせて56本、間隔が狭いのでなかなか大変でした。

2017年11月15日水曜日

ロールピアノを分解してみました

オークションでジャンクとされていたロールピアノ(ハンドロールピアノ)を改造目的で落札しました。幾つか音の出ない箇所があるとのことでしたが、接触が悪いのかなと思い分解してみました。

鍵盤を剥がすとに2枚の透明のシートに基板がプリントされているものが挟まっており、指で押すと基板の端子と端子がふれてスイッチが入り音が出る仕組みです。音が出ない原因はここではなさそうなのでメインボードかそれとの接続部分かもしれません。考えていたより深刻です。

2017年6月10日土曜日

水切りラックの改良

折りたためる(くるくる巻ける)ステンレスパイプの水切りラックに立ち上がりを設けました。

バスケット型の水切りカゴは場所をとるのでコンパクトなものを使っていますが平らな形状のため、たまに洗ったものが滑り落ちて割れることもあり、滑り落ちないように立ち上がりを作ればいいと思いつきました。ただ2本の角棒を差し込んだだけで四方への落下を防ぎます。組み立て、分解も簡単です。

使用しているのはIKEAの「水切りラック折りたたみ式 」ですが似たような形状のものには応用出来ると思います。

2017年5月20日土曜日

MIDIキーボードの鍵盤白黒反転化(完成)

MIDIキーボードの鍵盤白黒反転化(塗装中)」が完成しました。

仕上がりが今ひとつではありますが、ぱっと見はそこそこいい感じに仕上がりました。塗料がラッカーなので耐久性はどうかわかりません。そんなにバリバリ引くとは思えませんので大丈夫でしょう。外枠も違う色にしたいところですが文字が印刷されているのでやめておきます。

樹脂(ABS樹脂ではないかな?)に塗装する注意点は一度に塗料を乗せすぎると素地が荒れてしまうことを勉強しました。ラッカースプレーの場合は吹付け直は後ゆず肌っぽくても乾燥すると平滑になっていたので「まだ薄いか」なと思ってもそこでやめておきましょう。薄く回数を重ねて塗装する方がいいようです。

2017年5月7日日曜日

MIDIキーボードの鍵盤白黒反転化(塗装中)

MIDIキーボードの鍵盤白黒反転化(試行)」の記事を書いてから1年以上が経過してしまいました。連休に入り気候も良くなってきたので鍵盤の塗装をすることにしました。

白鍵の方をラッカースプレーの黒で塗装しています。はじめに塗るときにプラスチックが塗料をはじいてしまうのでたっぷりかけてしまったのですが、塗料の溶剤で鍵盤のプラスチックが溶けて縮みが出来てしまい、失敗しました。上からいくら塗装してもきれいにはなりません。(泣)
この失敗を教訓に黒鍵の方は一度に白の塗料をかけすぎないよう注意し、きれいに塗装できました。やはりはじめは塗料をはじきますが何度か塗装するうちに塗料をはじいたピンホールはほぼなくなりました。それでも塗料が乗らないところは筆で補修しました。
写真に写っているのは白鍵の予備で今のところ順調です。足りない鍵盤は失敗した方の鍵盤群から比較的ましなもので補填する予定です。次はサンドペーパーで研いでからもう一度塗装します。

段ボール箱で急ごしらえのスプレーブースを作りました。鍵盤の裏に棒を差し込んだものをC型チャンネルのレールに引っ掛けるようにして宙に浮かせ一面ずつ塗装しています。

 つづく...「MIDIキーボードの鍵盤白黒反転化(完成)

2017年4月16日日曜日

ドリップポットで水やり

ドリップポットを買いました。

寒さに弱い植物を冬場に室内に取り込みます。それに水やりをするために水差しを買おうと思ったのですが、コーヒー用のドリップポットが同じような形ですし、コーヒーも入れられて一石二鳥だと思ってドリップポットを買うことにしました。選択肢が多くて迷いましたが、形が格好良かったのでカリタ/ドリップポットスリム/700SSに決めました。

IHコンロには非対応なのでガスコンロで湯を沸かしました。 早速コーヒーを入れてみましたら細く湯を注ぐことができ、美味しいコーヒーができました。最近は「なんちゃってコーヒーメーカー」ばっかりなのでハンドドリップは久しぶりです。
もちろん植物への水やりもバッチリですが暖かくなってきたので植木鉢は外へ出しました。しばらくはコーヒー専用です。

2017年4月1日土曜日

ワイヤレスキーボード、トラックパッド、テンキーの連結

Apple Wireless KeyboardとApple Wireless TrackpadとBelkin YourType Wireless Keypadを1つに連結するものを作りました。

 「キーボードの左にテンキー」で述べているようにこの3つを繋げたかったのです。このような製品もあるにはあるのですが(Twelve South MagicWand for Mac)キーボードとトラックパッドをつなげるだけでテンキーまでカバーするものはありませんでした。残念。

ホームセンターでアクリルパイプ外径21φ内径18φを買ってきました。
まずはL型の金物の内側2面にアクリルパイプを両面テープで貼り付け、テーブルソーで4mmカットしました(加工後外寸21x17mm)。テーブルソーは高速だと熱でアクリルが溶けるのではないかと思い、回転スピードを変圧器で落として切りました。その後サンドペーパーで切断面を整え、完成です。

なかなかいい感じですが各キーボードの裏についている滑り止めのゴムは押しつぶされています。

2017年3月28日火曜日

包丁立てとまな板置き

包丁立てとまな板置きを作りました。

以前に作った「キッチン前すのこ 完成」に挿し込む形で包丁立てとまな板置きを作りました。包丁は鋼のもので流し下の包丁差しに保管していたんですが、湿気が多いためか少し錆びてきたので表に出しておいたほうがいいと思い、このようなものを作りました。まな板置きはついでです。接地面を少なくして乾燥しやすいようにしました。

2017年3月26日日曜日

エアープランツのソーキング失敗

エアープランツを死なせてしまいました。

枯れるのではなく水分過多で腐ってしまったようです。下のほうがぶよぶよになっていたので葉を抜いていくと中心までだめになっていました。
水やりの方法としてたまに6時間くらいためた水につけるソーキングという方法があるのですが、これをした後、すぐエアープランツを安置するのにガラス瓶の口に差し込んでいました。夏だとすぐに乾燥するので問題ないのですが今はそうではなく湿った状態が続き、腐ってしまったのだと思います。ほかのも幾つか危ない状態になっていました。

冬場はソーキングをした後1日程度よく乾かしてから瓶の口に安置するか霧吹きだけで済ませるかしたほうが良さそうです。

2017年3月18日土曜日

砥石で刃物研ぎ

久しぶりに砥石で刃物研ぎをしました。

包丁はセラミックのロールシャープナーを使っていますが、だんだん切れが悪くなってきますので砥石で研ぐとまたよく切れるようになります。ついでに木工道具の刃も研ぐことにしました。あんまり上手には研げているとは言えませんが今日はこれくらいにしておきます。ノミはまだまだありますが、背中がしんどくてもう無理。こまめに研いだらいいんですけどね。

右上から牛刀、ペティナイフ、 小刀、ノミ4寸、1寸4分
左上から隅突き鉋刃、小鉋刃、鉋刃、自作の豆鉋刃、豆鉋刃

2017年3月1日水曜日

キャスター付き木製TVスタンド 完成

キャスター付き木製TVスタンドができました。

オイル仕上げをして再びテレビを取り付けました。棚にはDVDプレーヤーを置きました。今は白いですが年月とともに床と同じくらいの色に焼けてくるでしょう。

2017年2月26日日曜日

キャスター付き木製TVスタンド その3

スタンドにテレビを取り付けています。
見ての通りですが裏からM4のネジで留めました。

一端テレビを取り外してからオイル仕上げをします。

つづく...「キャスター付き木製TVスタンド 完成

2017年2月25日土曜日

オープンボックスにチェリーの抽斗追加

妹からの頼まれものでオープンボックスにチェリーの抽斗を追加しました。

夏に妹の家に泊まりに行ったときに頼まれて実測して帰り、年末にやっとできました。
下の扉は既存の開き扉でチェリー調の化粧シートのような仕上げでしたがちょうど家に無垢板のチェリー材があったので2枚に挽き割って抽斗を作り、オイル仕上げをして送りました。写真は妹が撮影し、送ってきてくれたものです。素材が違う割には色がそこそこあっていて良かったです。つまみも一応似たものをつけました。

2017年2月19日日曜日

キャスター付き木製TVスタンド その2

今日はキャスターを取り付けました。

木ネジで止めるタイプのキャスターのほうが取り付けが簡単なのですが、車輪が50mmのものはキャスターのベースが大きすぎて取り付けられないため手持ちの12Mネジ込み式のキャスターを再利用することにしました。これを取り付けるために12Mネジのアジャスターベースを買いました。
キャスターを取り付けてからベース部分を本体に取り付けました。裏に深穴をほって長ネジで2箇所ビス止めです。

次はテレビを取り付けます。

つづく...「キャスター付き木製TVスタンド その3

2017年2月12日日曜日

キャスター付き木製TVスタンド その1

テレビスタンドを2x4(ツィーバイフォー)材と1x4材で作っています。

貰い物のテレビですが実家で録画した映画を見るくらいでほとんど使っていません。今のスツールの上に仮に置いていますのでキャスター付きのスタンドを作ることにしました。使うときだけ引っ張り出してこようと。
テレビはそんなに重視していないので手間もお金もそんなにかけようとは思わず、材料代が安い2x4材を使うことにしました。2x4x1800(約300円)x3本、1x4x1800(約200円)x2本で合計1300円くらい。(ネジ、キャスターは含まず)

すべての材料を寸法通りにカットして一通り電動サンダーをかけました。ベースになる角は糸鋸でアールに切り取り、切り取った部材はDVDデッキ置き台の腕木にしました。不要になった時にばらせるように接着剤は一滴も使わずすべてビス(コーススレッド)で組んでいます。(「なんと釘を一本も使ってないんですよ」みたいな言い回しがありますが、その真逆です。)
ベースになるところにはキャスターを取り付ける予定です。

つづく...「キャスター付き木製TVスタンド その2

2017年1月29日日曜日

オーディオラックに抽斗追加 完成

オーディオラックに抽斗追加が完成しました。

表の板はラッカースプレーの黒で塗装し、抽斗の底には敷居溝の滑りテープを貼りました。

ちなみにオーディオラックは大学のときに作ったもので21mmシナのランバーコアにカシューの透けと黒で塗り分けしています。

2017年1月22日日曜日

クラベスの製作

クラベスを作っています。インターネットで調べてみたらそんなに高価ではないので買おうかと思ったのですが、これくらいなら作れるかなと思い、作ることにしました。

材料はウリンを使いました。重くて硬い木です。耐候性が高くホームセンターでウッドデッキの材料としても売られていますので比較的入手し易いです。加工中の木の匂いがカリン材と似ていました。胡椒っぽいというか。
まずは正方形の断面に材料を切り出し、八角形にしてから(写真右)木工旋盤で丸に挽きました。仕上がりは約27φ✕200mmです。

3本作りましたがそのうちのできの良い2本を採用しようと思います。

2017年1月15日日曜日

オーディオラックに抽斗追加 その1

オーディオラックに空きができたので抽斗を作っています。

ランバーコアで抽斗の中箱を四方に組んで前板を仮付けしたところです。底板はまだ作っていませんが前と側に溝を切っていて後ろから差し込む予定です。前板は既存板の再利用なので後から黒に塗装します。