2010年4月11日日曜日

ドリル用水準器ホルダー


ドリルに水準器を取り付けました。

ドリルガイドを使うのはセッティングに手間が掛かるため正確に穴あけをしたいときだけ使います。しかしながらそうでないときでも垂直に穴をあけたいと思うのは言うまでもありません。その解決策としてドリルの尻に丸型の水準器を取り付ける手法がありますが、垂直面に穴を開けるとき(ドリルは水平の状態)には役に立ちません。そこで水平面、垂直面にたいして正確に穴あけが出来る水準器の取り付け方法を考え作ってみました。

今回購入したドリルはリョービ/MD-12VRという機種でDIY用です。主な用途はビス止めの下穴あけです。購入に当たっての選択基準は「コード式であること」「軽量であること」「回転数の調節ができること」「チャックのすぐ後ろにドリルスタンドなどに取り付けられる43φの円柱状の部分があること」です。この43φの部分を利用してに水準器(シンワ 丸型気泡管AΦ 11㎜ 76328)を取り付けようと考えました。
水準器ホルダーはアルミ角パイプの15□を加工しています。帯鋼(リボン鋼)の両端に穴を開けてM6の板ナットとネジで引っ張って固定しています。水準器部分はMDF製のカートリッジ式で、垂直面への穴あけにはドリル上方の穴に水準器が見えるようにセットします。ネジが大きすぎるのが残念ですがこれ以下だと板ナットを自作しなければなりません。
木工バイスに挟んだ丸棒は垂直を出して固定してありますが、この状態でドリルにセットした水準器もほぼ水平を示していますのでそこそこうまくできたみたいです。

参考:スターエム 助っ人ハンドル 水平器付も買ってみました。これはこれですごくいいんですけどハンドルが取り付けられるドリル専用です。そういうドリルは一様に重く、ビスの下穴あけには「鶏を割くに牛刀を用う」みたいでふさわしくありません。

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