2020年12月31日木曜日

パンタグラフのブラケット照明 完成

パンタグラフのブラケット照明ができました。

食卓を照らすペンダントランプを取り付けました。 一番伸ばすと壁から1600mm程度になります。来客時にテーブルを少し移動するときがあってそのときにテーブルを照らすためです。

 外ネジニップルの管の中に電線を通しています。ナットは緩み止め剤のロックタイト (低強度)を施して緩まないようにしました。

関係ないですが向こうにはサーキュレーターを壁掛けにして取り付けています。ストーブを使うとき暖気を下に送るためです。

2020年12月30日水曜日

ギター ネックのひび割れ修理 その2

割れたネックの裂け目に瞬間接着剤を注入するために裂け目を垂直になるようギターを固定し、外側に流れ落ちにくい様に少しくぼみをつけました。寒いと接着剤の粘度が上がりますのでエアコンで室温を20℃程度にあげて楽器と接着剤もその温度になじませてから作業しました。結果的にこのくぼみからどんどん接着剤が流れ込んでいき、深くまで行ったと思います。十分に接着剤が入ったところでクランプで圧着しています。

 このくぼみは後で傷になりますのでここまでする必要はなかったかもわかりません。

 つづく...「ギター ネックのひび割れ修理 その3

2020年12月29日火曜日

ギター ネックのひび割れ修理 その1

ギターのブリッジは24時間おいて接着できましたが弦を張るまでは成功しているかわかりません。ほかにネックのひび割れもありますので修理をします。ネックは多分マホガニー。

ひび割れした部分に瞬間接着剤を流し込んで接着します。ひび割れ部分の周囲はなるべくきれいな状態にしたいのでマスキングテープで保護します。

マスキングテープを貼ってから拓本用の釣鐘墨でこすると割れている部分が型取りされますのでマスキングテープ一旦剥がして型取りした線に沿ってカッターナイフで切り分け、割れた部分の両脇に再び貼り付けました

 つづく...「ギター ネックのひび割れ修理 その2

2020年12月28日月曜日

ギター ブリッジの接着 その2

早速接着までやりました。接着剤はエポキシボンドか膠で迷いましたが後の修理を考えると膠の方が良いかなと思い、あんまりなれてないので不安ですが膠に決めました。

古い接着剤を削り取った後、ブリッジの貼り付け位置をマスキングテープで囲って両面に膠を塗った後クランプで圧着中です。

クランプは作業台の天板の孔を利用してM12の寸切り、ナットと集成材でこしらえました。ギターの内部にはクランプの圧着に耐えるよう響板と裏板の間に板を縦に挟み、響板が壊れないようにしています。響板にはむくりがあるのでまっすぐのブリッジは両端だけを押さえつけるので事足りました。

膠は説明書に膠1に水1を加えて10時間ほどつけ込み、鍋などで煮込んで...とありましたので膠10gに水10gで作りましたが、粘度が高すぎる気がしたので調べてみると膠1に対して水2.5がいいようです。水を15ccほど加えるとほどよい粘度になりましたので接着面の両面に刷毛で塗り、クランプで締め付けました。膠は冷えるとすぐに堅くなるのでヒートガンで温めながら冷えないように作業するとよいです。クランプで圧着してからブリッジの上からヒートガンでさらに温めるとぶくぶくと膠がはみ出してきましたので固まらないうちに取り除きました。

参考 膠と水の配合について

製作法 ⑥ 接着剤 その2 膠

古楽器製作家の思うこと いろいろ

つづく...「ギター ネックのひび割れ修理 その1

2020年12月27日日曜日

ギター ブリッジの接着 その1

お友達から壊れたギターの修理を頼まれました。安いギターなのでプロのリペアに出すほどでもないとのこと、ギターの修理はやったことがないので問題があっても文句は言いませんという条件付きで引き受けました。

まずはブリッジが剥がれていますので弦を外したところです。ピックアップがブリッジ仕込まれているので電線が響板の中に通してあります。剥がれた面に接着剤が付いていないところが多く、手抜きと見ました。これでは剥がれやすいでしょうね。まずは古い接着剤をのみで削り取りました。

つづく...「ギター ブリッジの接着 その2

2020年12月12日土曜日

パンタグラフのブラケット照明 その2

仮組みを一旦ばらしてワックス仕上げをしています。

 ブライワックスというのを使いました。

つづく...「パンタグラフのブラケット照明 完成