オルガンスタンドの側板と側板をつなぐ横材の木口に穴をあけています。
ほぞ組にしようと思っていたのですが、ほぞの長さが5mmほどしか取れないことが分かり、化粧ボルトで接続することにしました。そのためには横材の木口面に穴をあけなければなりませんが、材料が長いためボール盤が使えないのでドリルスタンドを利用して出来るだけ木口面に対して垂直に穴をあける方法を考えてみました。
この
垂直ドリルスタンドはドリルホルダーの部分が回転するのでベースから180度回転させ、作業台に水平になるようクランプで固定しています。ドリルスタンド自体が簡易なものなので、プレスする際に刃先がぶれますが材料に刃を当てるときに注意すればあとは真っ直ぐに穴があいていきます。木口方向に孔をあけるときは木目に刃先が流れていきがちになるので出来るだけ鋭い刃で回転を高速にしたほうがいいです。
前に持っていたドリルスタンドはボール盤を買ったときに「もう使うこともないだろう」と手放してしまったのですが、後になってこのような場面もあろうかと再び購入したのがようやく役に立ちました。