2011年5月27日金曜日

Cクランプの木製クランプパッド


今日は小ネタです。

鍵盤の接着に写真のようなCクランプを使っています。このクランプはそのまま締め付けると金属製の口金で材料に丸く傷が付いてしまいます。ですから使用するときには必ず当て木がを噛ませるのですが、これが結構面倒くさいのです。写真のように縦方向に締めるときはまだいいのですが、横方向の時(例えばこんな時)は当て木が落ちたりしてイラッとします。どうせ毎回必要なのでネジでクランプパッドのように取り付けてしまいました。これでだいぶん作業がやりやすくなります。

2011年5月24日火曜日

鍵盤の接着 ナチュラルキー


鍵盤の化粧材(ナラ)とベース材料(マツ)を接着しています。

クランプがたくさんいるので接着は1本づつです。平日の晩にこつこつやっていきます。

2011年5月23日月曜日

鍵盤用スプリング 完成


鍵盤用スプリングが完成しました。

同じように作っても角度が微妙に違っていました。出来上がったものをきれいに並べてみてはその都度満足しています。

2011年5月22日日曜日

鍵盤用スプリングの製作


足鍵盤用スプリングを作りました。

まずは10mm程度を直角に曲げますが、太いので万力に端を挟んで根本に近い所をハンマーで叩きながら曲げました。巻き付け方は鍵盤用スプリングの試作を参照。試作ではビスとパイプの中心の距離が50mmでしたが、60mmに変更しました。

2011年5月17日火曜日

つま先側の枠の加工 その3


つま先側の枠にスプリング差し込むための2.3φの孔をあけました。スプリングも2.3φです。

スプリングを差し込むことでガイドピン(真鍮棒)の抜け落ちを防ぎます。
今日はこれだけ。

2011年5月16日月曜日

鍵盤支点取り付け枠の加工 その2


かかと側の鍵盤支点取り付け枠にねじ穴をあけました。

つま先側の枠の加工 その1ではボール盤のテーブルの角度をその都度変えて孔をあけましたが、非常に手間が掛かったので角度を付けた状態でバイスに挟んで穴あけをしました。こちらの方が楽に出来ました。
5φの孔に6Mのネジをねじ込みます。当初鬼目ナットを埋め込む予定でしたが、直接木にねじ込む仕様に変更しました。

けがいた線を垂直に合わせるため、レーザーさげふりを使いました。床の上に置くとボール盤のテーブルが陰になってレーザーラインが遮られてしまうので、今回は三脚に取り付けられる小さなテーブルを作り、丸型水準器で水平を出してからその上にレーザーさげふりを置きました。

2011年5月15日日曜日

鍵盤部材の加工 その2


鍵盤の化粧材(ナラ)の角を坊主面取りしベース材料(マツ)に支点用のねじ穴をあけました。

坊主面取りはこのためにルータビットを購入しました。駒付きビットはそれ以上刃が材料に食い込んでいかないので使っていても気が楽です。材料の送りが遅いときは少し焦げてしまいました。

シャープキーの方はベース材料(マツ)がよく見えるので色が白っぽいきれいなものを選抜しました。
スプリング取り付け用の孔を裏にあけたら接着していきます。

2011年5月3日火曜日

鍵盤部材の加工 その1


木取りで大まかに切っておいた鍵盤の材料を指定の寸法に加工しました。

およそ1ヶ月ほど置いていたのでいくつかの材料は反っていました。手押しカンナを使って平面を出しました。奥下は鍵盤のベースになる部材で奥上はナチュラルキー、手前はシャープキーになる材料です。

2011年5月1日日曜日

つま先側の枠の加工 その2


つま先側の枠の上枠と下枠を束にて連結しました。

束はアリ組みでしっかりとはめ込んであります。木片を当ててたたき込みました。
普通は上枠と下枠の間に真鍮棒を挟み込んで束を横からビス止めするようですが、今回は上枠と下枠をがっちり連結してしまう構造にしたので真鍮棒は下側から差し込む様にしました。写真は1本だけ真鍮棒をはめ込んでいます。